女性の健康づくりを応援します!
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更新日:2023年11月27日
正しい知識で女性の健康づくり
女性の体は、女性ホルモンの影響を受けながら、ライフステージとともに変化していきます。
女性がいきいきと過ごすためには、体や心に起こる変化に対する、正しい知識を身に付けることが大切です。
家庭や職場の仲間など、周囲の理解と協力を得ながら、年齢に応じた体調の変化に上手に対応していきましょう。
出典:日本内分泌学会ホームページ
性ホルモンは、年齢と共に分泌量が変化します。
更年期障害
体のいろいろな機能を調整する役割を担う性ホルモンが更年期に分泌減少していくことで、心身に出てくる不調を、更年期障害・更年期トラブルと言います。
- 更年期
更年期とは、女性は閉経の前後5年間、45から55歳頃と言われています。
- 症状
症状には個人差がありますが、血管運動症状(ほてり、のぼせ、発汗、冷えなど)、精神症状(イライラ、不安、不眠、抑うつ、無気力)、関節などの症状(腰痛、関節痛、肩こり)、めまい、耳鳴り、頭痛、疲労感、皮膚症状(乾燥、かゆみ、湿疹など)などがあります。
症状は、ホルモンの減少だけではなく、心理的な要因(仕事や家庭環境など)も複雑に関与するため、個人差が大きく、全身のあらゆる箇所にあらわれます。
出典:女性の健康推進室ヘルスケアラボホームページ
更年期障害チェック
生理不順になってきていて、更年期障害に特徴的な症状がある場合は、更年期障害と推測できますが、実はほかの病気を見逃していた、ということもありえます。
更年期障害かな?と思ったら、まずはセルフチェックをしてみましょう。
出典:女性の健康推進室 ヘルスケアラボ
女性の健康推進室 ヘルスケアラボ
すべての女性に知ってほしい女性のからだとこころの特性についての情報
女性の健康相談窓口
保健師が女性の健康に関する相談を行っています。
女性特有の症状としてお悩みのことをご相談ください。
思春期の悩みから妊娠に関すること、更年期の不調、女性特有の疾病やがんに関することなど、ひとりで悩まずご相談ください。 管轄の地域健康課、または健康づくり課へ電話または窓口においで下さい。
東京都 女性のための健康ホットライン
思春期においては、からだの変化に伴い、異性や性への関心、自分自身のからだへの関心が高まります。本人自身や親の悩みも多く、誰にでも相談できるものではありません。 また、避妊に関すること、婦人科疾患や更年期に起こる障害など、年齢を問わず、女性ならではの悩みはさまざまです。このような女性の心身の健康に関する悩みに、看護師などの専門職が電話やメールでお答えします。
働く女性のウェルネス向上事業
女性が抱える体に関する悩みや専門家のアドバイスについて
乳がんの早期発見・早期治療のために
乳がんは日本の女性におけるがん死亡の上位に位置し、9人に1人がかかるとされています。乳がんは自覚症状を認めることで、発見される場合があります。
また、早期発見できれば、より高い確率で治すことができます。
日頃から自分の乳房の状態に関心を持ち、気になる症状がある場合は速やかに医師に相談することが大切です。
「乳房を意識する生活習慣」については、下記のリーフレットをご参照ください。
プレコンセプションケア
プレコンセプションケア(Preconception care)とは、将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことです。女性やカップルがより健康になること、さらに女性や将来の家族がより健康に生活できることを目指しています。
プレコンセプションケアが重要な理由
妊娠出産と女性の体形や年齢は密接に関係しています。痩せすぎ、肥満や出産年齢の高齢化などはリスクの高い妊娠を引き起こします。プレコンセプションケアを行い、自らのリスク要因を減らしていくことで、子供を持つ場合は健やかな妊娠、出産や育児へ繋がります。子供を持たない選択をした場合でも健康な人生を送ることができます。
プレコンチェックシート
プレコンセプションケアの第1歩として、チェックシートに取り組みましょう!
チェックシートには女性用・男性用があります。
プレコン・チェックシート(国立研究開発法人 国立成育医療研究センターホームページ)(外部サイト)
大田区の取り組み
プレコンセプションケアに取り組む大田区民の方へ、保健師による健康相談を実施しています。
以下のようなご不安がある方や妊娠出産・ご自身の健康に関心がある方などのご相談をお待ちしております。
ご相談例
- 持病があり、今後妊娠することについて不安がある方
- 以前の妊娠のことで不安がある方
- 妊娠・出産について漠然とした不安がある方
プレコンセプションケアと健康習慣について
健康づくりのためには定期的な検診・健診が重要です。
性感染症は不妊の原因や、妊娠中の発症で生まれてくる赤ちゃんの健康に影響を及ぼす場合があります。
検査を受けて早期発見に努めることでリスクの削減に繋がります。
妊娠期の食事は赤ちゃんが健やかに成長するためにとても大切です。
若い女性の痩せすぎ、肥満はリスクの高い妊娠を引き起こします。
国や東京都の取り組み
国や東京都の取り組みをご参照いただき、健康づくりに役立ててください。
スマート保健相談室(若者の性や妊娠などの健康相談支援サイト)(外部リンク)
健やか親子21(妊娠・出産・子育て期の健康に関する情報サイト)(外部リンク)
プレコンセプションを知ろう! (動画)
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お問い合わせ
健康づくり推進担当
電話:03-5744-1683
FAX:03-5744-1523
メールによるお問い合わせ