学びの多様化学校及び関連施設整備基本構想及び基本計画の策定について

全国における不登校児童・生徒数は年々増加し、令和4年度には29万9千人を超えました。大田区においても小・中学校ともに不登校児童・生徒数が増加しており、喫緊の課題と捉えています。
国は「学びの多様化学校」の設置を促進しており、将来的には全国に300校設置することを目指しています。

大田区教育委員会では、不登校施策の中心かつ先導的役割を果たすとともに、不登校状態にある児童・生徒が社会とつながり、自立を目指していく新たな学びの場として、学校型の学びの多様化学校を新設することとしました。
それに伴い、この度、ふれあいはすぬま跡　学びの多様化学校及び関連施設整備基本構想及び基本計画を策定しました。
策定にあたっては、みらい学園中等部における取組の成果や課題を踏まえるとともに、つばさ教室等に通っている児童・生徒を含め、不登校になったことがある当事者や、大田区内外を含めた不登校対策関係者の意見を取り入れました。
この学びの多様化学校及び関連施設は、大田区の不登校施策のセンター的・パイロット的役割を担う施設として整備することを目指します。

大田区西蒲田三丁目19番1号（ふれあいはすぬま跡）

令和12年度の開校を目指しています。