おおた区報WEB版 令和6年3月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2024年3月11日
目次
特集
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スタートアップ・区内企業の技術とともに ものづくりの夢 月へ!
この春、区内企業が開発した月面探査車が、アメリカの主導する計画で月に向かいます。急成長を遂げる宇宙産業で精度の高いものづくり技術が求められる今、区は新産業と
月面探査車「YAOKI 」
498グラム、15センチメートル×15センチメートル×10センチメートルのサイズと超小型、超軽量でありながら高強度を実現した月面探査車。遠隔操作により月面を走って表面を撮影し、資源探査データなどを地球に送信します。
令和4年に東京都ベンチャー技術大賞にて「大賞」を受賞しました。
パートナー企業とともに“私達は月に着く事にしました”
株式会社 ダイモン(大田区大森南4-10-20)
代表取締役
私は当初1人で月面探査車の開発を進めてきました。最も苦労したのは、1キログラム1億円といわれる月への輸送費用を抑えるための軽量化です。完成した探査車は、転んでも裏返っても“七転び八起き”で走り続けるよう「
現在は「プロジェクト
令和6(2024)年は、月探査ロケットの打ち上げが毎月予定されている新時代の幕開け。道筋はできました。一緒に月面探査のスタンダードを作りましょう!
次世代ものづくり人材育成
こどもたちが作ったねじが月へ!?
令和5年8月、区と一般社団法人 大田工業連合会による「産業のまち発見隊」では、小学生がねじ作りに挑戦しました。会場となった株式会社
株式会社
創業から80年以上続く、ねじと特殊部品の総合メーカー。テレビドラマ「下町ロケット」で
六郷BASE入居企業も宇宙産業にチャレンジ中
株式会社
代表取締役
私たちは宇宙で大きな構造物を実現させるため、展開構造物という構造の解析や、それを使った設計開発を行っています。令和5年から六郷BASEに入居していますが、ここでは、ビジネスに関する基本的なところから相談できるので、起業が初めての弊社にとって大きな支えになっています。また、多方面の方を紹介してもらえることも多く、そこから生まれた交流からも事業展開の可能性が広がっています。挑戦しやすい環境が整っているので、これからも大田区で成長していきたいですね!
起業する方の挑戦を応援しています!
六郷BASEでは、起業や中小企業の新分野進出に役立つさまざまなサービスを用意しています。起業や経営に関する相談やビジネスマッチング、起業・経営に役立つ交流イベントなどを開催していますので、お気軽にご相談ください。
スタートアップが活用できる「ユナイト助成事業」
区内外のスタートアップ企業が、試作・開発の依頼・発注を区内の中小企業に行う場合に、助成金を交付します。詳細は問合先ホームページをご覧ください。
問合先 公益財団法人 大田区産業振興協会 電話:03-3733-6294 FAX:03-3733-6459 Eメール:メールアドレスはこちら
お問い合わせ
広聴広報課
電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
メールによるお問い合わせ(広聴広報課広報担当)