おおた区報WEB版 令和5年1月1日号〔トップページ・特集〕
更新日:2023年1月1日
目次
特集
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歴史・文化に親しみ 実りある1年へ
明けましておめでとうございます。区民の皆さまには、新しい年を健やかにお迎えのことと存じます。
昨年は、新型コロナウイルスへの対応と社会経済活動の両立に向けて社会が大きく動き出しました。大田区でも、日常生活や経済活動の正常化に向けて区政を着実に進めております。区の長年の悲願であった新空港線(蒲蒲線)の整備に向け、整備主体となる羽田エアポートライン株式会社を設立し、また、大田区の一大イベントであるOTAふれあいフェスタを3年ぶりに開催するなど、地域活性化に向け大きく躍進した1年でした。
本年は
新型コロナウイルス感染症の影響は続いておりますが、皆さまが明るく、希望を持てるよう、区政を推進してまいります。この1年が、皆さまにとって幸多き年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
生誕200年 特別展開催
大田区の文化施設を巡る 勝海舟 記念館へ行こう!
今年は区内にある文化施設で周年企画や特別展などが多く催されます。
大田区観光PR特使の
勝海舟 生誕200年記念特別展プロローグ
出帆 麟太郎 と四人の先達 たち
海舟の77年の生涯を家族や身近な人の視点で
期間 1月6日(金曜日)から4月16日(日曜日)
(注釈)月曜日(休日の場合は翌日)休館
(注釈)4会期にわたるスタンプラリーを開催します
大田区観光PR特使
高橋 ひとみさんと巡る勝海舟 記念館
幕末・明治期に活躍した
私と一緒に海舟の生涯を振り返っていきましょう!
幕閣に加わる。そしてアメリカへ
ペリー来航の翌月、海舟は幕府に外国の脅威から日本を守るための意見書を提出。内容を認められ幕閣の一員となった海舟は、長崎海軍伝習所で船の操練などの経験を積んだ後に、軍艦・
江戸開城前に訪れた池上本門寺
明治時代における海舟の奔走
明治時代になり海舟は
勝海舟 ゆかりの地
洗足池
海舟は晩年、洗足池近く(現在の大森第六中学校敷地内)に別荘「洗足軒」を構えました。夫妻の墓所がすぐ近くに現存します。
海舟の
開館時間 午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日 月曜日(休日の場合は翌日)
(注釈)12月26日(月曜日)から1月5日(木曜日)は展示替え・年末年始のため休館
入館料 300円(小・中学生は100円)
(注釈)各種割引有り
問合先
【勝海舟 生誕200年記念】クラウドファンディング「家族展を実現させたい!」プロジェクトに、多くのご寄付を賜り、誠にありがとうございました
未公開資料「勝
4月下旬から11月に開催の特別展で順次公開予定です。ご期待ください!
見どころたくさん!区内の文化施設
龍子記念館 開館60周年特別展「横山大観 と川端龍子 」
日本画壇の重鎮・
期間 2月11日(祝日)から3月12日(日曜日)(前期:2月11日から24日 後期:2月25日から3月12日)
午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで) (注釈)月曜日(休日の場合は翌日)休館
特別展入館料 500円(6歳から15歳は250円) (注釈)各種割引有り
ギャラリートーク
日時 2月12日・19日・26日、3月5日(日曜日)午後1時から
定員 先着各25名
(注釈)申込方法など詳細は問合先ホームページをご覧いただくか、お問い合わせください
会場・問合先 龍子記念館 電話・FAX:03-3772-0680
郷土博物館 企画展「花咲く おおたの園芸史 生産される花々」
蒲田のハナショウブ、田園調布のカーネーション、馬込のシクラメンを中心に、明治時代から現代へと続く大田区の花づくりの歩みをたどります。
期間 1月7日(土曜日)から3月5日(日曜日) 午前9時から午後5時 (注釈)月曜日休館(1月9日は開館)
会場・問合先 郷土博物館 電話:03-3777-1070 FAX:03-3777-1283
勝海舟 ・勝海舟 記念館 関連年表
1歳
文政6(1823)年
本所亀沢町(現・墨田区)で誕生
7歳
文政12(1829)年
第11代将軍
16歳
天保9(1838)年
父・
19歳
天保12(1841)年
23歳
弘化2(1845)年
旗本・
24歳
弘化3(1846)年
赤坂田町に転居
25歳
弘化4(1847)年
蘭日辞書『ドゥーフ・ハルマ字書』の筆写を開始(翌年8月2日完成)
28歳
嘉永3(1850)年
30歳
嘉永5(1852)年
妹・順、
31歳
嘉永6(1853)年 ペリー、浦賀に来航
ペリー来航に伴い幕府へ海防などに関する意見書を出す
32歳
嘉永7(1854)年 日米和親条約締結
33歳
安政2(1855)年
長崎海軍伝習所に赴任
37歳
安政6(1859)年
赤坂氷川に転居
38歳
安政7・万延元(1860)年
42歳
文久4・元治元(1864)年
海舟の建言による神戸海軍操練所が開設
45歳
慶応3(1867)年 大政奉還(政権奉帰)
長男・
46歳
慶応4・明治元(1868)年 江戸無血開城
3月
4月9日・10日 池上本門寺会談
静岡へ移住
50歳
明治5(1872)年
赤坂氷川に再移住
55歳
明治10(1877)年 西南戦争
長男・
57歳
明治12(1879)年
(注釈)大正2(1913)年、洗足池畔の海舟墓所脇に移転
65歳
明治20(1887)年
68歳
明治23(1890)年
洗足池畔に土地を購入
69歳
明治24(1891)年
洗足池畔に洗足軒を構える
77歳
明治32(1899)年
1月19日 死去
没後
昭和3(1928)年
平成12(2000)年
平成24(2012)年
令和元(2019)年
全国初の
令和5(2023)年
海舟生誕200年
(注釈)
(注釈)明治5(1872)年12月3日を明治6(1873)年元日とし、明治5年以前は旧暦、明治6年以降は新暦で表記
いつまでも変わらずにいてほしい
居心地のいい環境や文化のあるまち
高橋 ひとみさん
俳優・大田区観光PR特使
大田区観光PR特使は、自分から「なりたい!」って手を挙げたんですよ。NHKの連続ドラマ「
羽田空港もあれば世界的なものを生み出している工場もある、田園調布もあれば下町もある。私の住む洗足池周辺も同じ大田区。多彩なまちだなぁと。就任後に知ったこともありますよ。例えば、なぜ「はねぴょん」がおけを持っているのかとか。大田区は銭湯が多いまちで知られていたんですよね。そんな大田区の素晴らしさを伝え広げたいと思いました。
今回巡った
私の住む洗足池周辺は四季折々の景色を楽しめます。蛍の鑑賞会もありますけれど、やはり一番は桜ですね。子どもの頃は桜が咲くと「陣地取り」に行かされたのを覚えています。都心にいるのにまるで郊外にいるような、今もなお静かで豊かな風景に恵まれています。環境が良すぎて、ほかに引っ越したい場所がないですね。同じ区内に住むある俳優さんに「あんないい所にいるんだから絶対に引っ越すなよ!」と言われるくらいですから、本当にいいところなんだと思います。洗足池は外からわざわざ遊びに来てくれるような場所。地元に住んでいる者としては自慢ポイントです。
時間がゆったり流れる居心地のいい場所は、いつまでも変わらないでほしいですね。
俳優。昭和54年のデビュー以来、舞台やテレビドラマ、映画などで活躍。平成31年2月に大田区観光PR特使に就任。区主催イベントへの参加やおおたの魅力を発信中
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