おおた区報WEB版 令和2年6月21日号〔トップページ・特集〕
更新日:2020年6月21日
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特集
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大田区中央防波堤埋立地の町名が決まりました 令和島
町名案は、532件の応募の中から最も多かった「
江戸時代から「生産と生活の場」として、海苔の養殖などを通じて区の産業と地域社会を築いてきた歴史的沿革を持つ土地。この区域は、東京都の港湾計画で埠頭用地、港湾関連用地とされており、羽田空港を擁する大田区に、空と海の物流機能エリアが集約されることになります。
2020年、大田区の歴史に新たな1ページが加わります。
題字の「令和島」は、区内在住の書道家、金澤翔子さんに
令和島の基本データ
位置
中央防波堤外側埋立地西側。城南島から海底トンネルでつながる
面積
約103.5ヘクタール(東京ドーム22個分)
土地の成り立ち
都内河川から流れ、水底にたまった土(しゅんせつ土)と公共工事から発生した土(建設発生土)から形成される
令和島が誇るポテンシャル 進化し続ける令和島
令和島が、未開発の土地ではなく、すでに国内産業の重要な拠点となっていることをご紹介します。
令和島の区域内では、東京都が中央防波堤外側コンテナふ頭内にコンテナターミナルを整備し、平成29(2017)年から一部で運用を開始しています。国内最大のコンテナ取扱量を誇る東京港の重要な物流拠点として、活用されているのです。
世界中の製品が令和島を経由して区内の市場やご家庭はもとより、東京さらには首都圏へ。また、ものづくりのまち「おおた」の技術を生かした製品が、世界の市場へと運ばれる。令和島が、次代の区内産業を支えます。
令和島のココがすごい
中央防波堤外側コンテナふ頭の海上物流機能
令和島に所在する最新のターミナル
- 大型コンテナ船を停泊させる場所(バース)を3か所整備中。うち、2か所(Y1、Y2)はすでに運用開始
- Y2の水深は16メートルと深く、大型船が停泊可能な高規格バース
未来の空港臨海部の姿
区では、令和島と羽田空港、そして城南島などを含む空港臨海部のまちづくりのため、20 年後を見据えた「(仮称)空港臨海部グランドビジョン2040」を策定中です。ものづくりや物流が盛んで、レジャーや観光を楽しめる海上公園などもある場所。この地域の強みを最大限に生かし、働く方や訪れた方に魅力を感じてもらえるよう、将来の目指す姿の検討を進めています。
ひらめき、ときめき、出会いを生み出す世界への玄関口
空港臨海部が持つ強み
ものづくりの一大集積地と新たな産業が生まれる場所
羽田空港・東京港があり、世界の都市と市場に近い場所
安心して憩える公園や防災拠点の存在
目指すイメージ
出会い 新たなチャンス
国内外からあらゆるヒト・モノ・情報が集まり、新たなチャンスが生まれる場所
ひらめき チャレンジ
ものづくり・アート・研究開発などに挑戦し、新たなモノを生み出す場所
ときめき 心躍るレジャー
水と緑が豊かな臨海部の中で、食・アート・スポーツを楽しめる場所
空港臨海部まちづくりのスケジュール
東京都港湾局に伺いました
令和島への期待
中央防波堤外側コンテナターミナルは、近年のコンテナ船の大型化の進展とコンテナ貨物取扱量の増加に対応するため、東京港で新しく整備を進めているコンテナ埠頭。
中央防波堤外側コンテナターミナルのある令和島は、東京港の東西方向、南北方向の道路ネットワークのつなぎ目に位置し、今後はさらなる整備によって、東京港の物流機能の中心的な役割を果たしていくことが期待されています。
「令和島一丁目」「令和島二丁目」は入新井特別出張所の管轄区域になりました
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