おおた区報WEB版 令和2年1月1日号〔トップページ・特集〕
更新日:2020年1月1日
目次
特集
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2020年をみんなで盛り上げよう!スポーツでおおたを元気に!
いよいよ目前に迫った東京2020大会。
大田区にも国内外から多くの人が訪れ、熱気に包まれることでしょう。
スポーツをきっかけに盛り上がる大田区-
ついにオリンピック・パラリンピックイヤーの幕開けです!
01 新春特別座談会 さくらジャパン&区長
区内開催競技であるホッケー。大井ホッケー競技場が完成し、昨年8月にはテストイベントも行われるなど、大会に向けた準備が進んでいます。今回は大会出場が決まっているホッケー女子日本代表「さくらジャパン」の皆さんと区長が競技の魅力などを語り合いました。
ホッケーの魅力はスピードとチームワーク
区長 区内に競技の舞台となる大井ホッケー競技場ができました。テストイベントで実際に会場を使ってみて、いかがでしたか?
錦織選手(以下錦織) 素晴らしいピッチです。最初に足を踏み入れたときはもうドキドキ、ワクワクでした。設備もきれいなので競技に集中できます。テストイベントではたくさんの観客の中でプレーさせていただきました。
区長 とてもいい会場ですよね。ぜひ思い切りプレーしてください。大田区ではさくらジャパンの皆さんにイベントなどに参加していただいて、ホッケーが身近な競技になってきたと感じていますが、まだご存じない方のためにも競技の魅力を教えていただけますか。
清水選手(以下清水) ホッケーは、ボールのスピードが一番の魅力です。大会をきっかけにホッケーを多くの人に知っていただきたいです。
真野選手(以下真野) ホッケーはチームみんなでゲームを作る楽しさがあります。さくらジャパンのチームワークにぜひ注目してください。
ホッケーの魅力をもっと伝えたい
区長 昨年9月には大森第二中学校の生徒たちにホッケーを教えていただきました。ホッケーのどのような魅力を子どもたちに伝えていきたいですか。
三橋選手(以下三橋) 競技自体の魅力はもちろんですが、ホッケーは助け合いやチームワークが大切なスポーツです。仲間を大切にする気持ちも伝えられたらと思っています。
錦織 私たちも子どもたちと直接ふれ合う機会は少ないので、こうした機会を大切にしていきたいです。子どもたちにもボールスピードとゲーム展開の速さをぜひ体感してほしいですね。
区長 生徒たちはとても楽しんでいたようです。皆さんから見て、生徒たちはどうでしたか。
清水 やりたいという気持ちをすごく出してくれたのでとても嬉しかったです。周りで見ていた子たちも体験中の子たちに声を掛けるなど、雰囲気良く体験してくれて本当によかったです。
真野 できないことがあると悔しそうにしていたのが印象的でした。質問もたくさんしてくれたので、私も楽しむことができました。
区長 ぜひまた機会があれば区民の皆さんにホッケーの魅力を伝えに来てください。
東京2020大会の目標はもちろん「金メダル」
区長 さくらジャパンの注目ポイントを教えてください。
真野 攻撃力です。ボールを取った後のカウンター攻撃に力を入れて練習しているのでぜひ注目してほしいです。
清水 今のさくらジャパンは気持ちの入ったチーム。1点に対する執着心と粘りの守備をぜひ見てください。
三橋 仲間のためにプレーするチームワークも見どころです。
錦織 チームワークと同様に一人ひとりの技術にも注目してください!
区長 選手それぞれの魅力や特長が発揮されることを楽しみにしています。東京2020大会が目前ですが、ズバリ目標を教えていただけますか。
一同 もちろん金メダルです! 自国開催は注目度が高いので、勝ちにこだわって一戦一戦頑張ります。
皆さんも会場でぜひ応援を
区長 最後になりますが、区民の皆さんへメッセージをお願いします。
錦織 自国開催はなかなかない機会。皆さんの声援を力に頑張ります。
三橋 区民の皆さんに感動や喜びを届けられるよう、ピッチで結果を残したいです。
真野 今回は大田区にある会場でプレーができます。皆さんの心に残る試合をしようと思っているので、ぜひ会場に応援に来てください。
清水 私たち自身はもちろん、皆さんにも楽しんでもらえるようなゲームができたら良いなと思っています。応援に来てくださったら嬉しいです。
区長 ありがとうございます。プレッシャーに打ち勝ち、表彰台に上がる姿を楽しみにしています。
02 おおたから世界へ 区ゆかりの選手からのコメント
東京2020大会に向け、大田区ゆかりの選手も猛チャージ中!
区ゆかりの選手たちも、大会出場に向け世界で活躍しています。ぜひ日本代表として東京2020大会に出場し、メダルを持ち帰ってきてほしいですね! 今回は2人の選手からコメントをいただきました。
世界新体操選手権は、チームや皆さんからの応援を力に、メダルを獲得することができました。試合後に結果を聞いてとても驚きましたが、表彰台で君が代が流れ、実感が湧きました。地元で応援してくれる方々のためにメダルを持ち帰ることができて良かったです。
東京2020大会は、自国開催ということでプレッシャーが強いです。世界選手権でメダルを取ったので今度は追われる立場になりましたし、チーム内では選抜メンバー争いもあります。代表メンバーとして東京2020大会に出場し、地元にオリンピックのメダルを持ち帰りたいと強く思っています。これからも、応援よろしくお願いします!
◆熨斗谷さくら/1997年生まれ。コナミスポーツクラブ本店所属。山王小学校、大森第三中学校出身で、現在は日本女子体育大学在学中。リオ2016オリンピックでは団体総合で8位入賞を果たした。
ドバイ2019世界パラ陸上は、東京2020大会の代表内定がかかった重要な大会でした。不安と緊張でいっぱいでしたが、日本記録更新と4位入賞で代表に内定し、本当に嬉しいです。メダルを逃したリベンジも兼ねて、東京では金メダル獲得が目標。5m超えのビッグジャンプができるよう練習を頑張ります!
全盲の走り幅跳びは、視覚情報を完全に遮断した状態で、コーラー(※)の声や手拍子の音だけを頼りに助走し、跳躍する競技です。選手とコーラーは二人で一つ!コーラーとの信頼関係も見どころです。
東京2020大会は自国開催ということで、最高のパフォーマンスをしたいと思っています。ぜひ会場で、私と一緒に戦ってください!
※踏切板までの距離や跳躍のタイミングなどを選手に声や音で伝える人
◆髙田千明/1984年生まれ。ほけんの窓口グループ(株)所属。萩中小学校出身。18歳の時に視力を完全に失う。リオ2016パラリンピックでは同種目で当時の日本新記録を更新し8位入賞(4m45)を果たした。
03 ホストタウンおおた ブラジル選手団事前キャンプ
ブラジルのホストタウン大田区 選手たちが続々とやってきます!
大田区はブラジルオリンピック委員会と事前キャンプ受け入れに関する協定を結んでいます。
東京2020大会に向け、バレーボール・ビーチバレーボール・ハンドボール・アーチェリーの選手団が区内にやってきます。練習公開や選手との交流などホストタウンならではのイベントも!
詳細は、順次区HPなどでお知らせします。ブラジル代表を間近に感じられる貴重な機会をお見逃しなく!
◎詳細はコチラ
https://www.city.ota.tokyo.jp/kuseijoho/tokyo_olypara_ota/index.html
“国際都市おおた”のさらなる飛躍を
明けましておめでとうございます。
オリンピック・パラリンピックイヤーの新年号は、区にゆかりのある競技・選手の特集です。選手たちから熱い思いを聞くことができ、私も胸が高鳴りました。
東京2020大会の開催決定以降、オリンピック・パラリンピックは私たちにとってより身近な存在となり、寄せられる期待も日に日に大きくなっているように感じます。大会の開幕とともに、東京には国内外から多くの観戦者が訪れ、私たちは大会ならではの熱気と興奮、そして感動を味わうこととなるでしょう。
区内では、大井ホッケー競技場でホッケー競技が行われます。また、区はブラジルのホストタウンとしてブラジル選手団の事前キャンプを受け入れるなど、大会開催を契機に進めてきたスポーツ・まちづくり・観光・国際・教育をはじめとしたさまざまな分野での取り組みもいよいよ集大成を迎えます。
多くの方が訪れるこの機会に、区の魅力を国内外へ発信し、大田区をより一層盛り上げていく所存です。この一年が、皆さまにとっても飛躍の年となりますようお祈り申し上げます。
大田区長 松原忠義
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