おおた区報WEB版 平成30年2月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2018年2月11日
目次
特集
特集
「国際都市おおた協会」を設立しました
大田区の在住外国人は直近10年間で30%以上増加しており、現在では2万2千人を超え、今後も増えていくことが想定されます。
そこで区は国際都市おおたの実現に向けて、地域における多文化共生・国際交流・国際人財育成のさらなる推進、国際協力におけるコーディネート機能を果たす「一般財団法人国際都市おおた協会」を設立しました。業務開始は4月を予定しています。
「国際都市おおた宣言」でうたっている「観光」の魅力、「多文化共生」の大切さ、「産業」の力強さを伸ばすために、区民の皆さんや各団体と連携しながら取り組みを進めていきます。
◆協会が取り組む事業例
[1] 多文化共生の地域づくりやコミュニケーション支援の充実
【例】
●外国人が暮らしやすいまちづくり(多言語相談窓口の運営など)
●国際交流団体の支援、国際交流ボランティアの育成・活躍の場づくり
●日本語習得支援(初級日本語教室の開催など)
●多言語の対応(通訳派遣、翻訳)
[2] 観光・産業などの分野と連携した新たな事業への取り組み
【例】
●グローバル人財の発掘、育成事業(海外事情に詳しい方と連携して地域や企業を対象としたセミナーの開催など)
●地域国際交流事業(外国人講師による定期的な語学教室、料理交流会など)
《世界の人たちと交流しませんか?》
「ジャパンデイ」のお知らせはこちらをご覧ください。
産業分野で海外経験を活かしてみたい
青山 春樹さん(国際交流ボランティア)
現在ボランティアとして、多くの国際交流イベントに携わっています。外国人と接するとき身構えてしまいがちですが、気軽に声をかけてみると言葉の壁があっても分かり合えることを実感しています。大田区の町工場の高い技術力は海外でも注目されており、海外に日本のこれらの技術を必要としている企業はたくさんあります。通信技術者として海外駐在中に得た経験や人脈を活かせるなら役に立ちたいと思います。
積極的に声をかけ合い住みやすいまちに
黄 旻淳(こう みんちゅん)さん
(台湾出身 日本工学院専門学校マンガ・アニメーション科1年 大田区多文化共生推進協議会委員)
日本のアニメを学びたくて2年前に日本に来ました。大田区は外国人がたくさん住んでいて、親切な方も多くとても住みやすいです。この間、困っている外国人に声かけをしている日本の方を見かけ感動しました。それ以来私も困っている外国人を見かけると積極的に声かけしています。相手が自分のことをどう思っているかが分からないので、お互い話しかけたいのに話せずにいるのかと思います。コミュニケーションがもっととれるようになることで、誰もが住みやすい大田区になるのではないかと思います。
お問い合わせ
広聴広報課
電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
メールによるお問い合わせ