おおた区報WEB版 平成30年1月11・21日号〔トップページ・特集〕
更新日:2018年1月11日
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特集
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つなげる。つながる。地域の力
現在、さまざまな経験や知識を持つ人たちが地域で活動しています。区は、こうした人材や団体がつながることから「地域力」を高めていこうと、「区民活動コーディネーター養成講座(全10回)」を開催しています。今回は、講座に参加し地域コミュニティの「つなぎ役」として活躍する方々に、地域活動での役割について伺いました。
子どもたちと豊かな経験を共にしたい
「つなぎ役は、顔の広いお姉さんというイメージです」と笑顔を見せる堀井さんは、ジュニアリーダーの活動などを通じ、ずっと地域に育てられてきました。 その体験を踏まえ「子どもたちと地域でいろいろな経験をしていきたい」とすでに「つなぎ役」として精力的に活動しています。
そのうえで受講したのは、ほかの団体を知ってこれまでの活動を客観的に振り返りたかったから。期待どおり地域を俯瞰(ふかん)する機会になったとのことで「何十年経っても帰りたくなるような場所を作っていきたい」と目を輝かせました。
○堀井美沙(ほりいみさ)さん
NPO法人「おおもり子育て応援隊」代表理事。高校生・大学生のボランティアと運営する小学生対象の地域学習教室「いるか」代表。29年度受講。
ポールウオークで笑顔と安心が広がっています
2本のポールを手にして歩くことで、誰もが健康づくりができるのがポールウオーク。「大田区でこの素晴らしさを広げるには仲間が必要」と考えた木谷さんは講座を受講し、田園調布東久自治会の皆さんと知り合いました。
もともとシニアの健康づくりと防犯に力を入れていたこの自治会では、さっそくポールウオークをパトロールに生かすことを発案。効果は絶大で、今では嶺町地区全体に広がりを見せています。「自治会の活動に試行錯誤していたので、大きなヒントをもらいました」と豆生田さん。「高齢者の元気が地域の力になる」という同じ思いのもと、ポールウオークを通じて活発な交流は続いています。
○木谷道宣(きたにみちのぶ)さん
(一社)木谷ウオーキング研究所代表理事。区の地域力応援基金助成事業に選ばれ、区内各所でポールdeウオーク楽校を開催している。27年度受講
○豆生田克行(まめうだかつゆき)さん
田園調布東久自治会会長。健康、栄養、社会参加をキーワードに活発な自治会のあり方を実践している。26年度受講。
区民活動コーディネーター養成講座
自治会・町会、保護司、PTA、NPO・ボランティア団体などのリーダー層を対象に、視察やサロン活動の実践などを行い、他団体との「つなぎ役」を養成しています。毎年9月から翌3月までの10回連続講座です。修了後も受講生のつながりから新しいイベントが生まれています。
NPO・区民活動フォーラム
日時=1月28日(日)午前10時~午後3時30分
会場=消費者生活センター
NPOや区民活動団体の取り組みを紹介します。子育てファミリーからシニア世代まで楽しめる地域活動の発表の場です。
●出展団体による「体験ワークショップ」「ブース展示」「お楽しみショー」「模擬店」
●やりがい探しサロン「地域で何か活動をしたい」方に相談コーナーを設置します。
●地域力応援基金助成事業の平成29年度実施団体のパネル展
●保護者同伴のキッズルーム など
※スケジュールや内容などの詳細は、チラシ・オーちゃんネット、区HPをご覧になるかお問い合わせください。
《ご活用ください》おおた地域力発見ガイド2017
地域で何か見つけたい!そんなあなたの道標(みちしるべ)
自治会・町会、NPOなどの地域活動や地域参加を応援する事業(ボランティア、人材育成講座など)が一覧できる、地域活動の初心者やベテランにも役立つ冊子です。
●閲覧場所 micsおおた、こらぼ大森、図書館、特別出張所など(区HPでも閲覧できます)
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