おおた区報WEB版 平成28年9月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2016年9月11日
目次
特集
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あれ、なにかおかしい?
大切な人とずっと暮らし続けるために認知症の初期サインを見逃さない
認知症は誰でもかかる可能性があるとても身近な脳の病気です。認知症は少しずつ進行し、症状が変化します。
「なんだかおかしい」と感じたら、早めに主治医や地域包括支援センター(さわやかサポート)に相談しましょう。
家族や周囲の人が認知症を理解し、適切なサポートをすることが大切です。
認知症ってどんな病気?
「認知症」とは老いに伴う病気の一つです。さまざまな原因で脳の細胞の働きが悪くなることによって、記憶や判断力の障害などが起こり、社会生活や対人関係に支障が出ている状態をいいます。「加齢によるもの忘れ」とは違い、例えば、体験したこと自体を忘れてしまったり、もの忘れの自覚がなかったりする場合は、認知症の可能性があります。
相談窓口では認知症の予防・早期発見に「認知症に備えるアプリ」を導入しています
本人に限らず家族など身近な方が、4つの質問に答えるだけで、認知症の疑いをチェックすることができます。
早期診断・早期対応が大切です
ご相談ください、福祉の専門職員が相談に応じます
【相談先】
65歳以上の方 地域包括支援センター(さわやかサポート)
高齢者の相談窓口です。認知症のことはもちろん、介護保険のことなどもお気軽にご相談ください。
月から金曜:午前9 時から午後7 時 土曜:午前9 時から午後5 時(休日、年末年始を除く)
64歳以下の方 お住まいの地域の地域福祉課高齢者地域支援担当
大森 電話:03-5764-0658
調布 電話:03-3726-6031
蒲田 電話:03-5713-1508
糀谷・羽田 電話:03-3741-6525
相談先がわからない場合
高齢福祉課高齢者支援担当 電話:03-5744-1250 FAX:03-5744-1522
認知症を正しく理解しましょう
認知症の方、認知症が心配な方もぜひご覧ください
知って安心認知症
予防、症状、特性など認知症全般について紹介しています。
大田区オレンジガイド
認知症の症状や進行に応じた適切なサービスを紹介。区内のさまざまなサービスを利用する際の参考にしてください。
特別出張所、地域福祉課、地域包括支援センター、問合先で配布しています。
認知症Q&A
Q 認知症は治らないから病院に行っても仕方ない?
A 早く気付いて早く治療することで、症状を軽くしたり進行を遅らせることができる場合があります。早期の診断と治療が非常に大切です。
Q 認知症になったら施設に入るか入院するしかないの?
A 家族や周囲の人の支援、介護サービスの利用などにより、在宅療養が可能です。住み慣れた地域で暮らし続けることができる仕組みづくりを進めています。
Q 認知症になった本人の気持ちは?
A 家族に迷惑をかけているのではないかと不安に感じ、コミュニケーションが少なくなったり、怒りっぽくなることがあります。認知症の人が不安を感じながら生活していることを十分に理解して接することが大事です。
参加してみませんか
認知症講演会
認知症講演会知っているようで知らない認知症のことから認知症の人とその家族を見守るためにから
たかせクリニック理事長 髙瀬義昌氏、東京労災病院副院長 氏家 弘氏にお話いただきます。
日時:10 月22日(土曜日)、午後1時から 4時
会場:大田区民プラザ 定員:先着509 名 申込方法:当日会場へ
認知症サポーター養成講座
認知症サポーターとは、認知症についての正しい知識をもち、認知症の人や家族を温かく見守る応援者のことです。90分の講義を受ければどなたでもなることができます。
申込方法など詳細はお問い合わせください。
お問い合わせ
広聴広報課
電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
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