おおた区報WEB版 平成28年4月21日号〔トップページ・特集〕
更新日:2016年4月21日
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特集
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《第1回大田区景観まちづくり賞が決まりました》
つくり、守り、育てていこう景観は未来への贈り物
区内には、緑や水辺などの自然、歴史と文化、ものづくりや商業地としてのにぎわいなど、多彩な顔があります。区は、区民や事業者などと連携して大田区ならではの魅力あふれる景観づくりを進め、貴重な資産として次世代に引き継いでいく取り組みを行っています。その一環として、昨年度、地域の良好な景観形成に貢献している街並みや建物、活動などを表彰する「大田区景観まちづくり賞」を創設し、多数の応募の中から第1回の受賞が決定しました。
街並み景観部門
上池台にある小池公園を中心とした一角。住宅地が小池を囲む斜面に立地し、坂のある台地と低地を結ぶ大田区独特の地形を象徴した景観をコンパクトに形成しています。(大田区上池台一丁目36番の周辺) | 看板鉄塔やのこぎり屋根が特徴的な外観を形成する1940年代の工場建築。昨年話題になったTVドラマ「下町ロケット」では、物語に登場する「佃製作所」のロケ地になりました。 (大田区矢口三丁目24番1号) |
関東大震災の復興支援として同潤会により昭和初期に開発・供給された住宅分譲地。開発当初に植栽された紅葉の木が道路の両側に並び、心地よいたたずまいをもたらしています。(大田区南雪谷四丁目3・10番の一部、大田区南雪谷四丁目4・9番) | ヤマトグループの総合物流ターミナル。カフェ&ベーカリー、保育所、スポーツ施設などの地域貢献エリアが設けられ、地域との共生に配慮した風景が生み出されています。(大田区羽田旭町11番1号) | 池上本門寺総門の西側に位置し、池上梅園へ通じる散策路にある昭和2年建造の木造建築。参道沿いに点在する古建築と一体となり、本門寺周辺の景観形成に寄与しています。(大田区池上二丁目20番11号) |
景観づくり活動部門
洗足池及び周辺地区における環境保護・育成活動
公益社団法人洗足風致協会が中心となり、約80年にわたって洗足池とその周辺の環境保護・育成活動を区と協働で行っています。地元中学生とホタル復活プロジェクトも実施しています。
池上六・七丁目、東矢口周辺の花とみどりのコミュニィ活動
地域住民で結成した「なでしこの会」が歩道の植栽帯の手入れを行っています。活動報告を毎週近隣に配布するなど、人のつながりづくりを目的とした地域との交流も活発です。
大田区景観まちづくり賞表彰式と景観シンポジウム
日時:5月25日(水曜日)、午後6時から
会場:アプリコ小ホール
定員:先着100名程度
申込方法:当日会場へ
パネルディスカッション
・テーマ 今後の景観まちづくりへの期待 賞の審査を踏まえて
・パネリスト 野原 卓(横浜国立大学大学院准教授)、杉田早苗(東京工業大学助教)、杉山朗子(日本カラーデザイン研究所シニアコンサルタント)、平澤芳雄(区民委員)、荘眞木子(区民委員)、加藤芳夫(区民委員)
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広聴広報課
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FAX :03-5744-1503
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