第63号(令和6年2月26日発行)
ページ番号:773734309
更新日:2024年2月27日
「かまた東63号」の概要は次の通りです。
・民生、包括って何?~人と人をつなぐ繋ぎ手~
・19の顔と声
・リーダー19 会長大いに語る 第11回
・蒲田の「やっちゃ場」
・ 編集委員紹介
座談会の様子
座談会の様子 その2
19の顔と声
まちかど防災訓練
蒲田三丁目町会 髙橋康之
いよいよ本番、隊長の顔が心なしか引きつって見える。そう!今日は『まちかど防災訓練』当日。数回の打合せ先週のリハーサル、隊員達のイメトレも完璧・・なハズ。蒲田消防署管内数ある町会自治会で初となる今回の防災訓練に緊張は高まる一方。署の担当から訓練開始の目配せと共に、俄仕立ての通報者が隊長に駆け寄る。そこから先はリハ・・もとい日頃の訓練のお陰で体はテキパキと動き出す。
署が用意した課題「スタンドパイプを使った消火」「倒壊家屋からの救出」「C級ポンプによる消火」を市民消火隊とスタンドパイプ隊は見事にこなしたのであった。
最後の署長講評で二百点を頂いた事は三丁目市民消火隊の更なる励みとなるであろう。
わが町の星市民消火隊
蒲田のやっちゃ場
編集委員 佐藤慎一郎
「やっちゃ場」と言う名称をご存知だろうか? 青物市場の事を東京では「やっちゃ場」と言います。市場の競り(せり)で飛び交う言葉が「やっちゃ、やっちゃ」と聞こえたからと言われています。
東京の三大「やっちゃ場」は神田、千住、駒込に在りましたが、他にも近郊に私設の小さな市場が点在していたと思われます。現在の大田区辺では下丸子、池上村、矢口村で葱、ほうれん草、茄子、小松菜等々が採れました。野菜の生産地域と消費地域が混在・隣接し、私設の青物市場が生まれましたが、昭和十二年(一九三七) 東京都中央卸売市場荏原市場に統合され蒲田分場となりました。
当初は北蒲小学校の位置に在りましたが、後に現「PiO」の位置に移りました。更に神田市場、荏原市場、蒲田分場を統合。現在の東海三丁目に昭和六十三年(一九八八)に市場棟を竣工。翌、平成元年(一九八九)五月に業務を開始しました。今日その取扱い量は「日本一」と言われる程になっています。
執筆にあたり蒲田分場内で食堂を営み、現在も東海の市場内で食堂「鈴富」を営む鈴木安子様には快く取材をお受け戴き厚く御礼申し上げます。
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FAX :03-3735-3042