秋田県美郷町
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更新日:2024年4月9日
美郷町との交流は、「大田区六郷」と美郷町合併前の「旧六郷町」の“六郷”という同じ地名を縁に、平成元年、大田区六郷地区少年少女合唱団が旧六郷町を訪問し演奏会を開いたことから始まりました。以降、住民同士の交流を礎に、美郷町の子どもたちがガーデンパーティーやOTAふれあいフェスタに、大田区の子どもたちが豊作を祈願する伝統行事“竹うち”ツアーに参加するなど交流を深め、平成17年11月に友好都市となりました。
美郷町は平成16年11月1日に、旧六郷町、旧千畑町、旧仙南村の2つの町村が合併して誕生しました。秋田県の南部、仙北平野南東部に位置し、東は奥羽山脈が連なり、西に仙北平野が広がる、澄んだ空気と清浄な水、豊穣の大地に恵まれた美しい郷です。
アクセス
航空機利用
羽田空港 → 秋田空港 約55分
(秋田空港からは秋田自動車道経由で車で約50分)
秋田新幹線利用
東京駅 → 大曲駅 約3時間15分
(大曲駅から車で約20分)
人口と面積
人口
17,649人(令和6年3月末現在)
面積
168.32平方キロメートル
気候
比較的温暖で、夏は高温多湿、冬は降雪が続き寒暖の差が大きいという特徴を持っています。 冬期間の積雪は平均で平野部が100センチメートル前後、山間部では120センチメートル前後に達します。
特徴
清水の郷
町内には114ヵ所もの清水が確認され、名水百選(環境庁)にも選定された水の豊かな町です。今もなお日々の暮らしに密着した清水として、地域の人々に親しまれています。
美郷雪華(みさとせっか)
美郷町の初夏を彩る町の花「ラベンダー」。ホワイトラベンダー「美郷雪華」は、東北でも有数の規模を誇る美郷町ラベンダー園で発見されました。平成25年に品種登録され、美郷町がラベンダーのオリジナル品種を保有することになりました。『美郷町の初夏に美しい雪の結晶(雪華)が見られるように』との思いから名付けられました。
美郷町ラベンダー園
6月上旬から色付き始め、「美郷雪華」をはじめとした2万株を超えるラベンダーが辺り一面を覆い尽くします。約2ヘクタールの広大な敷地に咲き誇る白と紫のコントラストをぜひお楽しみください。
文化
国指定重要無形民俗文化財「六郷のカマクラ」 (2月中旬)
700年余り続く小正月行事「六郷のカマクラ」。この行事のクライマックスである「竹うち」は、町を南北2軍に分け、7~8メートルもの青竹で打ち合うもので、北軍が勝てば豊作、南軍が勝てば米価が上がると言われています。
舟ッコ流し (8月第1日曜日)
江戸時代から300年以上続く七夕行事。子どもたちが、短冊や笹竹で思い思いに飾った小舟(舟ッコ)を引き、お伊勢堂川(おいせどうがわ)を練り歩きます。清らかな水音とゆらめく光が幻想的な七夕行事です。
その他にも美郷町ならではの伝統文化行事がたくさんあります。
歴史
平安時代の末期、奥羽を支配した清原氏一族の内紛に端を発し、後に源義家が介入し発展した「後三年合戦」(1083~1087)は、現在の美郷町と横手市の一部で繰り広げられました。源義家が進軍する際、雁の群れが突然列を乱したことから伏兵の存在を察知し全滅させた「雁行の乱れ」の場面は、西沼周辺で起きたと考えられています。現在、この周辺は、「雁の里山本公園」として整備され、近隣の温泉施設と合せて散策が楽しめるアウトドアゾーンになっています。
美郷町 施設
道の駅美郷(みちのえきみさと)
令和3年3月31日にリニューアルオープンしました。地元の生産者が毎朝旬の野菜や特産品を持ち寄る直売所が大好評です。
レストラン「みさとのごはん」は限定メニューの「釜炊き銀しゃり御膳」をはじめ、米どころならではの美味しいご飯を提供します。
名水市場湧太郎(めいすいいちばゆうたろう)
明治30年に建築された旧「國之譽(くにのほまれ)」の酒蔵を改修し、水と酒をテーマにした多目的施設。六郷地区の観光拠点となる施設で、お食事処やお土産店、多目的ホールなどがあります。
千畑温泉サン・アール(せんはたおんせんサン・アール)
自然に囲まれたくつろぎの湯。露天風呂やサウナがあり人気の温泉です。客室も14室あり、宿泊や休憩でゆっくりくつろげます。旬の地元食材を使った自慢の料理も人気です。また、屋内温水プールや屋外テニスコートなどを有する「サン・スポーツランド千畑」も併設しています。
六郷温泉あったか山(ろくごうおんせんあったかやま)
強アルカリ性で、カルシウム含有量は全国屈指の天然温泉です。大浴場と露天風呂があり、休憩室やお食事処も館内にあります。敷地内には個性的な10棟のコテージがあり、宿泊できます。ペット同伴で宿泊できるプライベートドッグラン付きコテージもあります。
湯とぴあ雁の里温泉(ゆとぴあかりのさとおんせん)
大浴場のほか、うたせ湯、寝湯、歩行浴、サウナなどさまざまな温泉を楽しむことができます。メニュー豊富なお食事処、大広間や個室でゆっくりくつろげます。
美郷町宿泊交流館ワクアス(みさとちょうしゅくはくこうりゅうかんワクアス)
気軽にお使いいただける宿泊施設です。館内は洋室と和室があります。また、スポーツやレクリエーション、合宿など多目的で利用できるアリーナが併設され、平成30年に設置されたトレーニング室も大好評です。
特産物
厳選した米と名水、蔵人の技で醸された「春霞」、「八千代」、「奥清水」などの各種地酒のほか、「ニテコサイダー」、「美郷米」など、名水から育まれた特産品がたくさんあります。「美郷まんま」や「美郷たぬ中」などのご当地グルメのほか、美郷雪華の抽出オイルを活用した「ルームフレグランス」など、新たな特産品が続々登場しており、注目が集まっています。
美郷町イメージキャラクター「美郷のミズモ」
プロフィール
【名前】美郷のミズモ
【性別】不明(妖精のため)
【生年月日】2004年11月1日(美郷町と同じ誕生日)
【性格】人前に出るのが好き、ロマンチスト、きれい好き など
【夢】ニテコサイダーを一気飲みしたい、空を飛びたい など
【特技】妄想、利き水、流しソーメンすくい など
【身体的特徴】感情が表に出ると目が変わる、背中に羽があるが飛べない など
【好きな場所】美郷町、きれいな水がある所 など
【好きな食べ物・飲み物】ニテコサイダー、流しソーメン など
交流状況
- 平成元年8月 大田区の西六郷少年少女合唱団が六郷小学校(旧六郷町)で演奏会を開催
- 平成3年8月 雑色商店街にて物販交流を実施(~平成4年)
- 平成3年10月 水門通り商店街にて物販交流を実施(~平成9年)
- 平成4年2月 大田区六郷地区自治会関係者が「六郷のカマクラ」視察のため旧六郷町を訪問
- 平成4年4月 旧六郷町の子どもたちが大田区子どもガーデンパーティーに参加(以降毎年参加)
- 平成5年2月 大田区地区の子どもたちが「雪国体験ツアー」で旧六郷町を訪問
- 平成5年11月 旧六郷町の皆さんがOTAふれあいフェスタに出店(以降毎年参加)
- 平成8年4月 災害時防災協定を締結
- 平成16年11月 六郷町、千畑町、仙南村が合併、「美郷町」誕生
- 平成17年11月 友好都市提携協定を締結
- 平成19年 区役所本庁舎にて友好都市パネル展を開催(以降毎年年2回開催)
- 平成19年2月 JR蒲田駅西口駅前広場にて「カマクラ展」開催(翌年も開催)
- 平成20年4月 両区町職員の人事交流を実施(~平成22年3月)
- 平成20年10月 JR蒲田駅西口駅前広場にて「友好都市ふれあいひろば」を開催(以降毎年開催)
- 平成23年10月 大田区の友好都市である長野県東御市と災害時防災協定を締結
- 平成24年 大田区民を対象に「農業体験(ふる郷体験)ツアー」を実施(以降毎年開催)
- 平成25年 大田区内で美郷米を使用した「ごはんの教室」を実施(以降毎年開催)
- 平成26年 秋田県美郷町ふるさとオーナー制度「味郷くらぶ」を開始
お問い合わせ
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