赤ちゃんと水
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更新日:2020年10月15日
赤ちゃんに適した水について、気を付けていただきたいポイントをご紹介します。
1 湯冷まし(沸騰させて冷ました水)
沸騰させることで殺菌され、水道水のカルキ臭も除去されるので安全でおいしい水です。一方で、湯冷ましは、細菌が増えやすいので、早めに使い切りましょう。
『湯冷ましの作り方』
沸騰したらやかんの蓋を取って、5分間弱火にかけておくと、塩素が抜けてカルキ臭が取れます。ミルクのお湯として使う場合は70℃以上で粉ミルクを溶かし、人肌程度の36~37℃くらいに冷ましてから与えましょう。そのまま飲むなら人肌程度の温度になるまで容器ごと冷やしましょう。
2 浄水器
浄水器は、水道水から味を損なう物質や塩素を除去するメリットがあります。しかし、管理を怠ってしまうと浄水機能が低下し、細菌が繁殖することもあります。そのため、浄水器を通した水を赤ちゃんに与える場合は一度沸騰させて湯冷ましとして利用しましょう。
3 ミネラルウォーター
硬度が低い水(軟水)を選びましょう。硬度とは、水に含まれるミネラル(カルシウムとマグネシウム)の量を数値化したものです。硬度が高い水(硬水)は、赤ちゃんの下痢の原因となります。
水道法の基準では硬度100以下、WHOの基準では硬度120以下が軟水となります。軟水か硬水か見分けがつかない時には、ペットボトルの表示を確認してください。
災害時に向けた水の保存について
災害発生時に備えて、ミネラルウォーター等を備蓄しておきましょう。
また、「水道水」を保存することもできます。浄水器などを通した水は、塩素が除去されているため、保存には適しません。
『保存方法』
1 清潔な容器(ペットボトルで可)に口きりいっぱい入れて、空気が入らないようにふたをする。
2 冷暗所で保管する。
冷暗所で3日程度、冷蔵庫では10日程度保存できます。
赤ちゃんと水、災害時に向けた水の保管について(PDF:867KB)
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