ともに築こう　男女共同参画社会

　大田区では、すべての区民が、いきいきと自分らしく生きることができる男女平等、男女共同参画社会の実現を目指し、男女共同参画推進プランを策定しています。
　今後も、区民との協働により、この計画に基づく施策を推進していきます。

　女性が仕事に就く率は年々上昇していますが、それでも家事、育児、介護などの家庭責任は女性の役割と考える人は少なくありません。また、職場でも、管理職はほとんどが男性で、女性は補助的な仕事という状況が変化していない会社もみられます。
　令和3年度の「男女共同参画白書」によれば、夫婦に子どもが生まれた場合の育児休業取得率は、依然として低水準です。また、育児期にある夫の育児及び家事時間は増えているものの、妻の育児及び家事時間より短い現状となっています。
　このような性別役割分担意識に縛られることなく、働き方を見直し、男女が仕事にも家庭生活にもバランスよく参画する社会が求められています。

　大田区男女共同参画推進プランは、男女共同参画社会を実現するための、区の基本的な考え方を明らかにするとともに、区が行う施策を体系化し、計画化したものです。現在は、計画期間を令和3年度から令和7年度までとする第8期男女共同参画推進プランです。

　男女共同参画社会の実現のためには、区と区民との協働、連携が欠かせません。職場、家庭、地域などそれぞれの場で、自分ができること、取り組むべきことについてもう一度考えてみませんか。

男女共同参画推進プラン（令和3年度から令和7年度）についてはこちら

　プランの進ちょく状況の確認や男女共同参画施策への提言、区民の役割の実践に向けた検討を行うため、「男女共同参画推進区民会議」を設置しています。

　男女平等推進のための拠点として、男女平等推進センター「エセナおおた」があります。「エセナ」は、スペイン語で「ステージ、場、場面」を意味します。「エセナおおた」は、区民の皆さんの自主活動や区との協働を進めていく場です。

　・男女共同参画社会の実現を目指します。
　・区民の皆さんが自主的に活動する場を提供します。

　エセナおおたの詳細についてはこちらをご覧ください。

　平成14年度から、公募の区民の方等からなる「大田区立男女平等推進センター自主運営委員会」による男女平等推進事業の企画運営がスタートしました。平成16年度には、区民自主運営員会を設立母体とする「特定非営利活動法人男女共同参画おおた」が「エセナおおた」の指定管理者として施設の管理を行っています。そして、平成18年度からは「特定非営利活動法人男女共同参画おおた」が事業の企画運営も行うことになりました。このことにより、施設管理と一体化した効果的な事業運営をすすめています。

• 「エセナおおた」で募集中の講座や展示等の紹介
• 「特定非営利活動法人　男女共同参画おおた」について