配偶者からの暴力は犯罪です
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更新日:2026年5月20日
配偶者からの暴力及び被害者の保護等に関する法律
配偶者等の暴力を防止するとともに被害者の適切な保護を図るため、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」が制定されています。
この法律では「配偶者からの暴力」を、配偶者からの身体に対する暴力またはこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動を指しています。
「配偶者」とは?
・法律婚の相手方
・事実婚の相手方
・生活の本拠を共にする交際相手(同棲相手)
・離婚等の前に暴力を受け、離婚等の後も引き続き暴力を受けている場合、元法律婚の相手方、
元事実婚の相手方、元生活の本拠を共にした交際相手も含む。
・異性、同性含む。
配偶者からの暴力の一例
| 身体的暴力 | ・外傷(骨折、あざ、傷、内出血、やけど) ・傷にならない暴力(殴る、蹴る、叩く、つねる) ・身体拘束(縛り付け、閉じ込める) ・その他(物を投げつける) |
| 精神的暴力 | ・暴言(怒鳴る、罵る、人格を否定する) ・無視をして口をきかない ・嫌がらせ ・威嚇 ・大切にしているものを壊す |
| 経済的暴力 | ・日常的に必要なお金を渡さない、使わせない ・年金や預貯金等を本人の意思、利益に反して使用、資産を無断で売却 ・被害者の意に沿わない働き方をさせる ・被害者名義の借金をする |
| 性的暴力 | ・性行為の強要 ・避妊に協力しない ・見たくないのにポルノビデオ等を見せる ・被害者のわいせつな写真をばらまく |
| 社会的隔離 | ・携帯電話・SNSを監視する ・実家や友人との付き合いを制限する ・外出を許可制にする ・GPSで行動を監視する |
| こどもを利用した暴力 | ・こどもに危害を加えるといって脅す ・こどもの前で罵倒する ・こどもを危険な目に遭わせる |
暴力が与える影響
これらの暴力は多くの場合、複数の種類が重なって起こります。
暴力は繰り返し行われ、被害者は加害者への恐怖心や世間体などから、なかなか相談に踏み出すことができません。
そして、暴力を振るわれ続けた結果、「自分に落ち度があるからではないか」「誰も助けてくれないのではないか」と一人で悩みを抱え、精神的に追い込まれていきます。
経済的な不安、これまで築いてきた生活基盤を失う心配などから、加害者のもとを離れたくても離れられない場合もあります。
また、暴力を受けた被害者だけではなく、それを目撃するこどもにも深刻な影響を与えます。これを面前DVといいます。
児童虐待の防止等に関する法律では、児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力、その他著しい心理的外傷を与える言動を行うことは、児童虐待に当たると明確化しています。
DVと児童虐待の関係について(内閣府男女共同参画局)
保護命令とは?
保護命令制度は、被害者からの申立てにより、裁判所が、相手配偶者に対して、被害者の身辺へのつきまとい等の一定の行為を禁止する命令(保護命令)を発令する制度です。
保護命令に違反した者には、刑罰が科せられることとされています。
保護命令について(1)(内閣府男女共同参画局)
保護命令について(2)(裁判所)
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