地域情報紙「わがまちまごめ」第131号を発行しました。(令和6年6月1日)
ページ番号:284831031
更新日:2024年6月1日
131号の概要は次のとおりです。
・花もいっぱい 人もいっぱい 馬込文士村大桜まつり
・令和6年馬込文士村大桜まつり 第19回俳句大会入選作品
・一枚の写真から 馬込少年野球大会~こんなこともありました~
・野球やろうぜ!~馬込にも来たよ!~
・馬込情報
・編集後記
花もいっぱい 人もいっぱい 馬込文士村大桜まつり
久しぶりの満開の桜と好転に恵まれて、第34回の馬込文士村大桜まつりが4月7日の日曜日に開催されました。そして会場の模擬店、中学生のダンス、開会式後の流し踊り、阿波踊り、俳句大会などのすべてが、コロナ禍以前のように実施されました。春の暖かさにつつまれた桜並木通りは、どちらを見ても、人、人、人の波で埋まり、大盛況の一日となりました。
一枚の写真から 馬込少年野球大会~こんなこともありました~
この写真を見てください。ある少年野球チームの集合写真です。しかしどこか現在の野球少年チームと違いませんか。それはユニホーム、帽子、スパイクなど身につけている物がバラバラなのです。物資の無かった昭和23年の頃の写真です。
この頃流行した川柳の中に「六・三制野球ばかりがうまくなり」というのがありました。ほとんどの男の子は野球に夢中で広場とボールとバットがあれば必ず野球を始めたものです。
写真のチームは「北野天神倶楽部」という名前で、北野神社近くに住んでいた野球好きの子どもたちでチームです。
選手は小学4年生から中学3年生とバラバラですが、いったん練習やゲームが始まると上手な子がチームを引っ張って行きました。
その様な子たちを応援してくれたのが、近所の大人たちでした。当時子どもたちが一番欲しかったのが革製のグローブです。でも高価なもので買うことができません。その代用品として少年雑誌の付録についていたグローブの型紙を使い、不要になった軍隊のマントや分厚い布で、革製のグローブを作ってくれました。
世の中が落ち着いてくると馬込にも少年野球チームがつぎつぎに誕生してきました。
組織ができ、大会の運営も計画的になりました。子どもたちの士気も盛り上がりました。
負けて悔しがる子、活躍して笑顔になる子、今も昔も変わりません。
この写真の裏面には次のような文字が残されています。「昭和23年7月18日、馬込第二小学校にて「蟇倶楽部主催少年野球大会」12チーム中北野天神倶楽部は第3位を獲得す。」
戦後の混乱期でも少しずつ平和を感じる一枚の写真です。
野球やろうぜ!~馬込にも来たよ!~
昨年11月にアメリカ大リーグの大谷翔平選手から日本の小学校2万校へ、ジュニア用野球グローブが1校あたり3つ贈られることがニュースになりました。馬込の小学校4校(馬込小、馬込第二小、馬込第三小、梅田小)へも届いており、キャッチボールなどに使う予定だそうです。
馬込情報
◎龍子記念館(TEL 3772-0680)
●名作展「大画面の奔流 川端龍子の『会場芸術』再考」
展示期間:令和6年3月20日(水・祝)~令和6年6月9日(日曜日)
●名作展「いつか夢見た桃源郷 川端龍子の戦後の作品から」
展示期:令和6年6月22日(土曜日)~令和6年8月12日(月・祝)
◎熊谷恒子記念館(TEL 3773-0123)
●施設の延命化工事延長のため、令和6年9月30日まで臨時休館
◎馬込図書館(TEL 3775-5401)
●馬込文士村展示:隔月で入替(詳細は馬込図書館まで)
地域情報紙「わがまちまごめ」第131号(PDF:1,191KB)
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お問い合わせ
大田区中馬込三丁目25番5号
電話:03-3774-3301
FAX :03-3774-4997