【プレスリリース】早期発見・早期対応で認知症を予防しよう!「大田区もの忘れ検診」の対象者を拡大しました!

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更新日:2024年7月1日

大田区は、認知症を早期発見し早期対応につなげることを目的として、これまで70歳と75歳の方を対象に「大田区もの忘れ検診」を実施してきました。 7月から令和6年度分を実施するにあたり、より多くの高齢者に受診機会を提供するため、65歳以上80歳以下の受診を希望する方を対象に追加しました。

経緯

令和6年1月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が制定されました。
さらに、令和6年5月8日、厚生労働省が認知症と軽度認知障害(MCI)の新たな推計を公表しました。高齢者人口がピークとなる2040年時点の認知症患者の推計値は約584万人と、2022年の約443万人から大幅に増えるとされています。
また、2040年時点のMCIの推計値については約613万人で、認知症の推計値を上回っておりますが、MCIは認知症に移行することが多い一方で、喫煙率の低下や生活習慣病の管理などの改善、運動や栄養状態の改善などによって進行のスピードを抑制できる可能性もあるとされています。
これらのことから、区はMCIを早期に発見し、早期対応につなげることが将来の認知症患者を抑制するための重要な課題であると考え、より多くの区内高齢者に対してもの忘れ検診を受診する機会を提供するため、対象者を従来の70歳と75歳に、65歳以上80歳以下の希望する者を加えました。
(注釈)対象者の年齢は、令和7年3月31日時点の年齢です。

その他

区内在住の70歳と75歳の方へは、従来どおり受診券と案内を送付します。
区内在住の65歳以上80歳以下で受診を希望する方については、希望する本人から連絡いただいて、受診券と案内を送付します。
いずれも、受診券が届き次第、同封する検診の実施医療機関へ予約し受診します。

【周知方法】
区ホームページ:6月24日から
区報:7月1日号
区公式X:適宜発信
ポスター(実施医療機関120か所、地域包括支援センター23か所、老人いこいの家15か所、シニアステーション9か所):検診終了(令和7年2月28日)まで など

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