【プレスリリース】スタートアップとの協働により電気使用量を大幅削減!~HICityから区内へ新技術を展開。「SDGs未来都市」の実践~
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更新日:2024年6月13日
東京都スマートサービス実装促進プロジェクト(Be Smart Tokyo)のもと、既存施設に後付け可能な換気制御プロダクト「BA CLOUD」を区内3施設(4か所)に導入し、換気効率を最適化することで施設の電気使用量を削減します。
BA CLOUD概念図
室内に設置したセンサー
大田区は羽田イノベーションシティ(以下、「HICity」という。)を地域課題解決の場(テストベッド)として位置づけ、様々な先端技術の実証実験等を促進しています。
今回導入が決まった換気制御プロダクト「BA CLOUD」は、令和4年度にHICity内の一室で行われた実証実験をきっかけに、令和5年度に東京都及び同プロダクトを開発するcynaps株式会社と協働し区内3施設(4か所)に設置、電気使用量削減の効果を検証しました。
令和5年度に行われた実証実験の成果(注釈)が高く認められたため、令和6年度において、東京都のスマートサービス実装促進事業者である株式会社ボーンレックス及びcynaps株式会社との協働プロジェクトとして、「BA CLOUD」を区内3施設(4か所)に継続導入いたします。
本件は、大田区SDGs未来都市計画における「新産業と匠の技が融合するイノベーションモデル都市」の実践かつ「持続可能な環境先進都市おおた」を実現する取り組みとして、今後も区内への展開を進めてまいります。
(注釈)令和6年1月中旬~2月末までの約1カ月半の実証期間において、換気装置の電気使用量が8割~9割の削減。空調機の電気使用量は1割~2割の削減を達成(異常値を除く)
<BA CLOUDについて>
「BA CLOUD」は、cynaps株式会社が開発した換気状態を監視し自動制御するIoTソリューション。CO2濃度・温度・湿度の複合センサーにより室内の人の減少や不在を検知し、人がいない時の無駄な換気をカットする。また、換気状態を監視する中で、換気設備の故障や老朽化なども検知できるのが特長である。
<導入先>
大田区産業プラザPiO(1階PiOフロント、4階執務室)
大田区新蒲田区民活動施設(地下1階多目的室(小))
羽田地域力推進センター(4階会議室)
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