【プレスリリース】龍子記念館名作展「大画面の奔流 川端龍子の『会場芸術』再考」画家自身が創り出した空間に大画面作品を展示

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更新日:2024年3月29日

日時

3 月20日(水曜日・祝日)から6月9日(日曜日)まで 午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

場所

大田区立龍子記念館(大田区中央4-2-1)

内容

 本展では、日本画家・川端龍子が追求し続けた芸術理念である「会場芸術」を、戦前から戦後の大画面の作品を通じて紹介します。
 大正期に「展覧会場の壁面で見せる以上、それは特定の少数者のためではなく、広く大衆にうったえるべきである」と考えた龍子は、大画面の日本画作品の制作へと突き進んでいきました。そして、1929(昭和4)年に自らの美術団体・青龍社を設立すると、「大衆と芸術の接触」のために「会場芸術」を追求していく必要があると龍子は主張したのでした。
 泥沼化していった日中戦争の時に描かれた《花摘雲》(1940年)、終戦の年に描かれた龍の図《臥龍》(1945年)、さらには戦後、能楽の演目を描いた《小鍛冶》(1955年)等の展示をとおして、「大衆と芸術の接触」を密にしていこうとした「会場芸術」による大画面の奔流にせまります。

【休館日】月曜日(4月29日(月曜日・祝日)、5月6日(月曜日・祝日)は開館し、その翌日に休館)
【入館料】一般:200円  中学生以下:100円65歳以上(要証明)、未就学児及び障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

【関連イベント】ギャラリートーク(事前申込制)
日時:3月31日(日曜日)、4月28日(日曜日)、5月5日(日曜日)、6月2日(日曜日)各日午前11時30分から、午後1時から
内容:展示作品をピックアップして学芸員が解説します。
(参加費:入館料のみ)
詳細はHP及びチラシをご覧ください。
HP:https://www.ota-bunka.or.jp/facilities/ryusi

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プレスリリース内容に関するお問い合わせ

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 FAX :03-5744-1503
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