【プレスリリース】勝海舟生誕200年記念特別展「エピローグ終着 安息の地 洗足池へ」を開催します

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更新日:2023年11月22日

日時

令和5年12月1日(金曜日)から令和6年3月10日(日曜日)まで
 

場所

大田区立勝海舟記念館(大田区南千束2-3-1)
 

内容

 勝海舟と洗足池のゆかりを知っていますか?海舟は慶応4(1868)年、新政府軍本陣・池上本門寺に訪れる道中、初めて洗足池に立ち寄りました。海舟にとって洗足池は、晩年に別荘「洗足軒」を構え、埋葬の地として定めた思い入れのある場所です。本展では、“洗足池”にスポットを当て、今まで知られてこなかった海舟や旧友らが記した文芸資料等含む13点の資料から、晩年の海舟の足跡、海舟没後の親族らの思いや活動を紐解きます。
 なお、本展は2023年1月にスタートさせた4会期連続の勝海舟生誕200年記念特別展の最終章です。“勝一家にまつわる資料”を通して、これまで知られてこなかった家族や身近な人々との関わりから海舟77年の生涯を紐解く初の特別展になります。

【展示のみどころ】
■洗足軒之記并歌(せんぞくけんのきならびにうた) 複製(明治24年)
 明治23(1890)年に洗足池畔の土地を購入した海舟は、翌年に洗足池との出会いを書に記しました。本資料はその複製です。明治新政府の本陣・池上本門寺へ訪れる道中、洗足池に立ち寄ったことを懐かしむように回想し、今後洗足池畔に構える別荘の構想などが記されています。
■拙詩并歌(せっしならびにうた)(明治26から28年)
 海舟が明治26(1893)年~28年頃にかけて詠んだ詩歌がまとめられている冊子。この期間中、海舟はしばしば旧友の津田仙や木村芥舟ら7人とともに馬込村の別荘洗足軒に訪れました。一日回遊しては、昔を懐かしみ談じた思い出などが自筆で記されています。

1
洗足軒之記并歌

2
拙詩并歌

【 新ミュージアムグッズ発売】
 勝海舟記念館の建物として使用している国登録有形文化財「旧清明文庫」をモチーフにした「クリアファイル」を、企画展に合わせて新発売します。
 勝海舟記念館オリジナル商品で、小さな鞄でも持ち運びやすいA5サイズ、容量抜群のダブルポケット仕様です。表面は、ネオゴシック様式が施された旧正面入口の昼と夜の姿が、中面は旧正面入口内部にあたるアールデコ様式のタイルや扉、階段が現れます。昭和レトロな建物を堪能できる迫力あるデザインとなっていますので、実用的に使えるだけでなく、インテリアとして室内に飾るのもおすすめです。
(注釈1)「旧清明文庫」は、昭和3(1928)年に建てられ、海舟にまつわる資料を収集・保存していた図書館兼講堂です。
■商品概要
 発売日 令和5年12月1日(金曜日)から
 価格  400円(税込)
 サイズ 約163mm×220ミリメートル

3
クリアファイル表面

4
クリアファイル中面

【特別映像上映期間の延長】
 記念館2階講堂で上映中の勝海舟生誕200年記念特別映像「海舟の長男・小鹿とたどる勝家の思い出」、「家族と歩んだ明治 海舟書屋へのいざない」の上映期間の延長が決定しました。多くの方々からご好評をいただき、勝海舟生誕200年記念特別展「エピローグ終着 安息の地 洗足池へ」の会期最終日である3月10日(日曜日)まで上映します。
 特別展では描かれないエピソードが満載の映像です。
■「海舟の長男・小鹿とたどる勝家の思い出」とは
 当館の展示で本格的に言及するのは初めてである、海舟の長男・勝小鹿(ころく)の視点から、海舟をはじめとした家族を分かりやすく解説したスペシャル映像です。クラウドファンディングによるご支援で制作しました。
■「家族と歩んだ明治 海舟書屋へのいざない」とは
 明治時代に勝家が暮らし、海舟の終の棲家となった赤坂氷川邸の構造を分かりやすく解説したスペシャル映像です。

大田区立勝海舟記念館(内部サイトへリンク)
入館料:300円、小中学生100円(各種割引あり)
開館時間:午前10時から午後6時(入館は30分前まで)
休館:月曜(祝日の場合は翌日)、11月27日から30日(展示替えのため)年末年始(12月29日から1月3日)

プレスリリース内容に関するお問い合わせ

文化振興課 電話:03-5744-1226
勝海舟記念館 電話:03-6425-7608

お問い合わせ

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