【プレスリリース】勝海舟生誕200年記念特別展「家族と歩んだ明治 海舟書屋へのいざない」を開催します

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更新日:2023年8月2日

日時

令和5年8月11日(金曜日・祝日)から11月26日(日曜日)
 

場所

大田区立勝海舟記念館(大田区南千束二丁目3番1号)
 

内容

 勝海舟記念館では海舟生誕200年を記念し、“勝一家にまつわる資料”を通して、これまで知られてこなかった家族や身近な人々との関わりから海舟77年の生涯を紐解く初の特別展(4会期連続)を、令和5年1月にスタートさせました。
 1月から4月の「第1期:プロローグ」、4月から8月の「第2期:家族と歩んだ幕末」に続いて、8月11日から「第3期:家族と歩んだ明治 海舟書屋へのいざない」を開催します。
 本展では、令和3年10月から12月に実施したクラウドファンディングでの寄附による修復資料を含む約15点の資料を展示します。勝家が明治時代に暮らした赤坂氷川邸の図面や、家族の肖像画など、大半の資料が初公開です。これらの資料をもとに、幕末の動乱を乗り越えた明治時代の勝家と、赤坂氷川邸の様子を紐解きます。
 会期中、新たに制作した特別映像を館内で上映し、赤坂氷川邸内の様子を分かりやすくご紹介します。また、展示資料の写真と詳細な解説をまとめた特別展図録も好評販売中です。 

【展示のみどころ】
1 初公開! 満を持して開かれた平面図が伝える、赤坂氷川邸内の様子

 これまで、資料の状態を考慮し開くことができなかった勝家の赤坂氷川邸平面図。クラウドファンディングを活用し修復したことにより、ついに内容を確認することができました。
 海舟の居室があった邸内最大の母屋をはじめ、その他建造物の配置など、詳細はぜひ会場でご覧ください。 

画像:伯爵勝家所有地実測平面図(修復後に製作した複製を展示します)伯爵勝家所有地実測平面図(修復後に製作した複製を展示します)

2 よみがえる! 海舟と家族の肖像画の美
 
当館には、海舟とその家族の面影を伝える貴重な肖像画が収蔵されています。その一つである海舟の肖像画は、経年による変色などがみられましたが、クラウドファンディングを活用し修復したことで、往時の美しさを取り戻しました。
 また、海舟長男・小鹿の前妻である勝栄子の肖像画も初御披露目します。

画像:勝海舟肖像画勝海舟肖像画

3 新作のスペシャル 映像! いざ赤坂氷川邸内
 明治時代に勝家が暮らし、海舟の終の棲家となった赤坂氷川邸。その邸内で最も大きな母屋の一室に海舟の居室がありました。本展にあわせ、母屋内の構造などを分かりやすく解説するスペシャル 映像を新たに制作しました。海舟の居室がどこにあり、海舟はどのように過ごし来客を迎え入れていたのか、来訪者目線で母屋内の様子を紐解きます。どうぞご期待ください!

4 特別展図録
 特別展の展示資料を掲載した図録が好評販売中です。前回展「家族と歩んだ幕末」を含めた掲載資料29点のほとんどが新出で、資料にまつわる詳しい解説や秘話はもちろん、クラウドファンディングを活用した絵画資料修復の裏側も紹介しています。
 全62頁フルカラーで、1,000円です。

画像:特別展図録特別展図録

大田区立勝海舟記念館(内部サイトへリンク)
入館料:300円、小中学生100円(各種割引あり)
開館時間:午前10時から午後6時(入館は30分前まで)
休館:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日

プレスリリース内容に関するお問い合わせ

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勝海舟記念館 電話:03-6425-7608

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