【プレスリリース】龍子記念館 名作展「新しかる上に 龍子の日本画へのまなざし」 画家自身が創り出した空間に大画面作品を展示

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更新日:2022年5月10日

日時

令和4年4月23日(土曜日)から令和4年7月3日(日曜日)
午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで) 

場所

大田区立龍子記念館(大田区中央4-2-1)

内容

 
【概要】
日本画家・川端龍子(かわばたりゅうし)は、画家を志した当初、洋画家を目指していました。28歳の時に転機が訪れ日本画家へ転向、洋画的表現を強く意識した日本画作品を発表し続け人気を集めます。その後、昭和初期に自らの美術団体・青龍社を設立、画壇の風雲児と呼ばれる活躍の中でも、龍子は「いわゆる日本画、洋画の区別は有るべきでは無い」と制作を続けました。
一方、戦後になると古典的な描法にも挑みます。1958年の第29回ヴェネツィア・ビエンナーレにおいては、墨の滲みをきかせ自宅の仏像を描いた連作「吾が持仏堂(じぶつどう)」を発表しました。このように、龍子は時代ごとに表現方法を巧妙に変化させて、独自のスタイルを生み出していったのです。
本展では、《山葡萄》(1933年)や《御来迎(ごらいごう)》(1957年)といった洋画的表現が意識された作品をはじめ、龍子の初期の油彩《ひまわり》(明治時代後期)から戦後の連作「吾が持仏堂」(1958年)まで特徴的な作品の展示を通じ、「新しかる上」に「伝統を活かす道」があるとした龍子の日本画観に迫ります。(49点出品)

【休館日】毎週月曜(祝日の場合は開館し、翌日に休館)
【入館料】大人200円、小学生100円
(注釈1)65歳以上(要証明)、6歳未満は無料
【関連イベント】ギャラリートーク
日 時:5月29日(日曜日)6月26日(日曜日)
各日午前11時30分から、午後1時から
申込み:事前申込制(各回定員25名、先着順)
参加費:入館料のみ
対 象:どなたでも
内 容:展示作品のいくつかをピックアップして学芸員が解説します。お申込については龍子記念館へお問合わせください。

画像:龍子記念館 名作展龍子記念館 名作展

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