【プレスリリース】勝海舟記念館企画展「瓦解前夜 ―有志たちが伝える海舟―」禁門の変・長州戦争の混沌に海舟はどう立ち向かったか

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更新日:2022年3月25日

日時

令和4年3月18日(金曜日)から6月26日(日曜日)まで
 

場所

大田区立勝海舟記念館(大田区南千束二丁目3番1号)
 

内容

 諸外国が迫りくる中、その対応をめぐって朝廷・幕府・諸藩(諸大名)は分裂し、やがて国内に争乱の兆しが表れる。日本国内が「瓦解」に向かおうとする中、海舟は彼らとどう向き合い、難局に立ち向かったのか。
 本展では、身分・立場・所属の垣根を超えて天下の有志たちと関わり、難局に立ち向かった海舟の姿を、初公開資料を含む8点の館蔵資料から伝える。
 
【主な初公開資料】
1 文久3(1863)年 長藩歎願書草稿(ちょうはんたんがんしょそうこう)
長州藩(尊攘過激派)が失脚した後の文久3年9月21日、桂小五郎が手ずから海舟のもとに持参した、長州藩毛利家の弁明書草稿。
海舟はこれを自身の日記に書き写している。その長さは4メートルに及ぶ。
 
2 元治元(1864)年5月23日付〈勝海舟宛〉松平信敏書状
大坂南町奉行・松平信敏が、坂本龍馬の動向を江戸の海舟に伝えた手紙。
神戸海軍操練所の尊攘派を開明派に転向させる龍馬の“秘策”が記されている。
海舟門下の間にも様々な立場があった実態が窺える。
 
3 元治元年9月16日付〈大久保一蔵利通宛〉西郷隆盛書状写
州征伐について幕府の内情を問いただすため、海舟との初対面を済ませた西郷隆盛(大島吉之助)が、海舟の見識の高さに「惚申」した旨について、同郷・薩摩の大久保一蔵(利通、当時島津久光の側近)に伝えた手紙の写し。

◆大田区立勝海舟記念館
ホームページ(内部リンク)
入館料:300円、小中学生100円(各種割引あり)
開館時間:午前10時から午後6時(入館は30分前まで)
休館:月曜日(祝日の場合は翌日)

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