【プレスリリース】OTAアート・プロジェクト マチニエヲカク展覧会「徹虚 加藤智大」2月26日から開催!

令和4年2月26日（土曜日）～3月12日（土曜日）
午前11時～午後4時30分(最終入場午後4時)　　休：月・火　

HUNCH（大田区西蒲田7-61-13）

　OTAアート・プロジェクト《マチニエヲカク》は、街なかに現代アートを仕掛け、新たな風景を創出することで多くの区民に親しんでいただくための試みです。
　この度の展覧会では、大田区内のスタジオに入居していた加藤智大を、地域ゆかりのアーティストとして取り上げ、作品を紹介します。「ものづくりのまち大田区」は、京浜工業地帯に位置し、金属加工業を営む町工場が今も多くあります。多様な作品を制作するアーティスト達が地域の特性に注目し、金属加工の機械や技術を求めてやってきます。鉄を扱う加藤もまた、制作の場を求めてやってきました。
　本展では、鉄という素材にこだわり、物質と社会の関わりを模索する加藤の代表作《鉄茶室　徹亭》（2013年）を展示します。本作は、二畳（にじょう）台目（だいもく）出（で）炉（ろ）下座（げざ）床（どこ）の草庵小間を、一室すべて原寸大のまま鉄に写した組み立て式の茶室です。室内の茶道具も、一見普通の道具ですが、全てが鉄で精巧に作られ、実際に使用もできる茶道具です。
　鉄という物質を介して、物質の持つ役割、質感の再認識をコンセプトにした鉄の模倣シリーズの集大成である本作を、この機会にぜひご高覧ください。
　会場は、蒲田にあるHUNCH（ハンチ）。クリエイターのためのアトリエビルであるこちらの特別なご協力により、本展を実現しています。
（概要）
観覧料：無料（予約制）前日までにお申し込みください。
当日直接お越しの場合、予約者優先。
日程：令和4年2月26日（土曜日）～3月12日（土曜日）
時間：午前11時～午後4時30分(最終入場午後4時)　　休：月・火
主催：（公財）大田区文化振興協会、大田区
協力：TEZUKAYAMA GALLERY、HUNCH、ソシオミュゼ・デザイン株式会社、醍醐ビル株式会社、ART FACTORY城南島
■関連イベント（1）　呈茶（予約制）
内容：《鉄茶室　徹亭》内で略式のお茶体験。お気軽にご参加ください。
日時：令和4年3月5日（土曜日）、11日（金曜日）、12日（土曜日）
　（1）11時40分～　（2）14時00分～　（3）15時20分～（各回定員6名まで）
参加費：500円（当日会場）
対象者：小学生以上どなたでも
協力：辻本桃子、大田区華道茶道文化協会、餅匠しづく
その他、アーティストトークを会期中に収録し、後日配信予定です。
■関連イベント（2）　アーティストトーク（映像収録配信）
内容：聞き手に現代アートと工芸に造詣の深い秋元雄史氏（東京藝術大学名誉教授／練馬区立美術館館長）を招き、展示作品《鉄茶室　徹亭》について作者である加藤智大が語ります。
出演：加藤智大（アーティスト）
配信日時：3月下旬（未定）
配信メディア：（公財）大田区文化振興協会YouTube公式アカウント
詳細は、3月上旬にHPにて告知。