【プレスリリース】【公民連携】東邦大学の舘田教授ら感染症の専門家が区内児童に感染症対策の特別授業を行いました
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更新日:2021年12月14日
日時
令和3年12月13日(月曜日)午後1時45分~2時45分(5・6時間目)
場所
大田区立山王小学校 体育館(山王1-26-33)
内容
区は喫緊の課題である感染症の問題に対応するため、東邦大学と連携し、東邦大学医学部に「地域連携感染制御学講座」を設置し、区民の命と生活を守る感染症対策に取り組んでいます。
12月13日(月曜日)、新型コロナウイルス感染症の第6波に備え、東邦大学医学部地域連携感染制御学講座の舘田一博教授ら専門家をお招きし、大田区立山王小学校の5年生児童120名を対象に、感染症の理解を深める特別授業を実施しました。
まず始めに舘田教授から、3つの覚えてほしいこととして「新型コロナウイルスの大きさ」、「新型コロナウイルス感染症がどうやって感染していくのか」、「新型コロナウイルスは誰でも感染するリスクがあり、決して仲間はずれにしないこと」といった簡潔で力強いメッセージを伝えられました。
続いて地域連携感染制御学講座の先生方から、微生物と感染症の基礎知識や、感染症予防についての講義が行われました。参加した児童は熱心にメモを取りながら集中して聞いている様子がみられました。
講義後の質疑応答では、「ウイルスはどうやって生まれてくるの?」「マイクロ飛沫はマスクで防げるの?」「白血球を増やすことはできるの?」などの質問があり、ひとつひとつに丁寧に専門家の先生方が答えていました。
児童からのお礼のあいさつでは「夜遅くまで起きて寝不足になったり、偏った食生活をしていると、白血球の働きが弱まり感染しやすくなることが分かった。規則正しい生活をし、基本的な感染対策を続けたい。」という感想があり、舘田教授ら専門家たちも拍手で受け止めていました。
今後、この特別授業の様子を撮影した動画を公開し、区内児童の感染症リテラシー向上につなげていきます。
なお区立学校ではこれまでも、「区立学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」をまとめ感染症対策に取り組んできました。本年8月には、新学期を迎えるにあたり、子どもたちが安心して登校できるよう、区立大森第三小学校に舘田一博教授をお招きし、感染症対策についてアドバイスをいただきました。
区では、専門家の知見を直接現場に反映する「大田区モデル」で、今後も感染症対策に取り組んでまいります。
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