「くがはら」第80号 20周年記念号(平成22年4月1日発行)
ページ番号:120038155
更新日:2017年2月23日
地域情報紙「くがはら」が20周年を迎えました
発刊20年80号おめでとう。
がんばれ久が原の地域力。
大田区長 松原忠義
各地区自治会長のみなさん
東・小原会長 (黄)
西・富田会長(ピンク)
南・田宮会長 (緑)
道々橋・三部会長(紫)
ヒルズ・山本会長(赤)
未来をリードする情報紙へ
「久が原文化の発信」
久が原地区自治会連合会長 小原 洪一
地域情報紙「くがはら」が発刊されて二十周年を迎えました。おめでとうございます。
地域情報紙に求められる内容は多岐に渡っています。幼児から高齢者までが要求するテーマは多くありますが、その時々の社会情勢や、人々の関心あることごとを汲み取ることが大切かと思います。
お店に来るお客様の要望に応え、直ちに仕入れをする町の商店主。子どもたちの心をとらえる品物を並べて、子どもたちをあきさせない駄菓子屋のおばさん等。それぞれが努力している様子は町を活性化し、知らず知らずに元気ある町といわれる基となっています。
地域情報紙も、そのときの社会情勢から人々が求めるテーマを探し出すことが必要かと思いますが、実際には難しいことです。むしろ地域の人々の関心を情報紙がリードするものとなることを期待します。
「久が原の文化とはなに」といわれると、ひと言でいえる答えがありません。過去の情報紙を見ると、「緑の町」「安心して暮らせる町」など、住宅地としての文化が見受けられます。毎号の記事の積み重ねの結果、この情報紙によって久が原文化の発信ができればと思っています。
創刊20周年に寄せて
地域情報紙「くがはら」編集の思い出
新井信子
弥生時代の大遺跡として知られている私たちのまち・久が原は、二万五千年ほど前の旧石器時代からの遺物も出土している、長い長い歴史を持つ居住地域です。そして現在は、閑静な住宅地域社会として豊かに発展してきています。
しかし、住宅地なるがゆえに他の商工業地域とくらべて横の連絡が取りづらく、情報の不徹底さが難点でした。このことを深く心配され、何かよい方法はと手立てを思案されておられたのが、今は亡きわがまち大田久が原地区推進委員会長の三木兼吉氏でした。
氏の長年のご尽力で地域情報紙発行が企画され、当時の四自治会からと出張所職員あわせて十三名の委員により、平成二年七月から地域情報紙「くがはら」として発行する運びとなりました。大田区内での地域情報紙発刊第一号という成果でした。内容も地域に関するあらゆる情報、歴史、文化、行事等々が載せられ、回覧方式で二年間、発行されました。
平成四年の四月(第八号)からは各家庭への戸別配布方式に切り替えられ、より情報の浸透をはかることができるようになりました。委員の活動もさることながら、地域からの情報提供も多々あり、号を重ねるごとに、中学生からお年寄りまで、また外国の方々の投稿もあり、地域に浸透していく情報紙の力をありがたく頼もしく感じさせられたものです。
情報紙「くがはら」は、今回で創刊二十周年、第八十号の発行になります。おめでとうございます。久が原一万二千世帯を結ぶ情報紙のさらなる発展を心よりお祈りし、久が原に居住する幸せをかみしめさせていただきます。
「誕生しました」
「スクールサポートくがはら」
久原小学校長 清水一豊
大田区では、学校を支援する「学校支援地域本部」を各小中学校単位で設立することを計画しています。学校からの要請を受け、授業や教育活動にかかわる地域の人材や機関等を紹介したり、活動をコーディネートしたりして、学校を支援するものです。
また、このような活動を通して地域力の向上を図ることも大切な目的となっています。
本校では、「スクールサポートくがはら」の名称で地域本部を設立し、二月より活動を進めています。
コーディネーターは総合的な学習、教科の授業のゲストティーチャーや関係機関との連絡、活動内容や日程の調整等、学校と関係者とのコーディネートの役割を果たします。
現在、地域本部は次の方々によって構成されています。
会長 小原洪一
(久が原二丁目)
副会長 西川満智子
(久が原五丁目)
コーディネーター
小川富子(久が原二丁目)
富田永美(久が原四丁目)
白井洋子(久が原五丁目)
地域の力を、子どもたちを育てることに生かしていきたいと考えています。皆様のご理解とご協力をお願いします。
イベント情報
・新入学児童交通安全祈願祭
【日時】4月4日(日曜日)午前10時から
【場所】道々橋八幡神社社務所
・久が原南自治会シニアクラブ総会
【日時】4月中旬
【場所】久が原南自治会館
・久が原西自治会定期総会
【日時】4月22日(木曜日)午後7時から
【場所】久が原会館
・道々橋自治会定時総会
【日時】4月24日(土曜日)午後6時から
【場所】道々橋八幡神社社務所
・久が原東寿会総会
【日時】4月24日(土曜日)午後1時30分から
【場所】久が原東部八幡神社社務所
・子どもガーデンパーティー
【日時】4月25日(日曜日)午前10時から
【場所】洗足池公園
・久が原東自治会定期総会
【日時】5月8日(土曜日)午後7時から
【場所】久が原東部八幡神社社務所
・久が原南自治会定期総会
【日時】5月16日(日曜日)午前10時から
【場所】久が原南自治会館
・ライラック祭り
【日時】5月23日(日曜日)午前10時から
【場所】ライラック通り商店街
問合せ先 電話:3752-4271
久が原特別出張所
さわやか健康講座
「番外編」
久が原健康サロン
さわやかサポート久が原
電話:5700-5861
住み慣れた久が原の町で、いつまでも元気で健康に暮らしていたい。地域の皆様の共通の願いではないでしょうか。
さわやかサポート久が原では、「健康」をテーマにした講習会「久が原健康サロン」を年に四回開催しています。認知症予防、腰痛体操、栄養講座など、各分野の専門家による講座は毎回ご好評をいただき、会場の特別出張所会議室は熱心に質問をする参加者で活気にあふれています。
今年度第一弾は六月に「耳よりな話」と題し、聞こえのメカニズムや補聴器の選び方についてお話しする予定です。今後もさまざまな切り口からテーマを取り上げ、皆様に情報発信してまいります。
久が原東自治会
高齢者のみなさんを「チョットおてつだい」
小原 洪一
昨年九月一日号の大田区報で紹介されました久が原東自治会の事業「チョットおてつだい」は、大田区平成二十年度地域活性化事業として登録されスタートしました。
高齢化が進み、ひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯が増えています。足腰が弱ると、いつもあたりまえにできていた簡単な作業が困難になります。天井近くの天袋にある品物を下ろしたい、または収納したいと思っても、体がいうことをききません。資源ごみや生ごみなど、一か月たまると手に負えなくなります。介護保険でも対象とならないちょっとした作業をお手伝いしましょうとの趣旨から、この事業が進められました。
推進するにあたり、お手伝い作業をする「おてつだい隊」の隊員募集を行い、体勢を整えました。また作業に必要な道具等を購入し、事業のシンボルマークをデザイナーに依頼し、おてつだい隊のワッペンなどにつけて使用しています。これらに必要な費用は地域活性化事業補助金を適用しました。
自治会の回覧や自治会機関紙などで「お客様」の募集をしていますが、現状としては「こんなことを頼んでは申しわけない」といわれる方が多く、お客様が少ない状況です。この事業を多くの皆様にもっと知っていただく必要があるかと思っています。
高齢社会になると、「おてつだい隊」隊員も明日はわが身です。自分だけではできないことが多くなります。近隣の方々同士でのお互いが助け、助けられる雰囲気ができれば、「おてつだい隊」の必要もなくなることと思います。これが、「チョットおてつだい」事業の最終目標です。
編集後記
地域情報紙「くがはら」は今号で発刊二十周年、第八十号となりました。これを記念して初めてのカラー記念号です。発刊当時の「読む」から「見る」情報紙へと時代によって紙面も変化していますが、地域の情報紙として親しまれる紙面作りに、今後も編集委員一同つとめてまいります。皆さんの情報もお待ちしています。 (小倉敦司)
地域情報紙「くがはら」第80号(平成22年4月1日発行)はこちら(PDF:484KB)
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お問い合わせ
大田区久が原四丁目12番10号
電話:03-3752-4271
FAX:03-3752-4514